毎日が告別式

人生どん詰まり元芸大生のブログ

さくらももこの訃報によせて

地獄かと思った。

東京に引っ越してきて早半年、異様に寒いし異様に暑いし変なにおいするし湿度が尋常じゃなくて実質水中だし東京はなんて住みにくい所なんだろうなんて思っていたんだけど、今日スーパーでお買い物して外出たら雨がじゃんじゃか降ってて雷がEDMばりに鳴っててミラーボールと見紛う程に雷がぴっかぴかしてて消防車がと救急車がびゃーびゃーサイレン鳴らしながら走ってて、

地獄かと思った。

やはり東京は人間の住む場所ではない。家まであと数十メートルの距離だったのだけど、雨が四方八方から殴りかかってくるのでスーパーから動けない。

地獄かと思った。

しかし私は前向きなツイッター廃人なので、この地獄を是非フォロワーの皆さんにも体験していただきたいと思い(別に思ってない)動画を撮ってツイートした。

そのまま雨宿りがてらタイムラインを眺めていたら、衝撃のツイートが目に入った。

 

漫画家・さくらももこさんが死去

 

目を疑った。えっえっと声が出た。有名人の訃報にこんなにもショックを受けたのは初めてだった。

さくらももこと言えば、ちびまる子ちゃんコジコジなどの漫画が有名だが、エッセイも面白い。特に面白いのが、『もものかんづめ』や『さるのこしかけ』『たいのおかしら』の初期三部作。文章を読んであんなに笑ったのは後にも先にも彼女の作品だけだ。

 

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もものかんづめのすばらしさはまけもけさんのブログを読むととてもよくわかる。

 

一時期、私はとある芸大の文芸学科に通っていた。そこで、「自分の覚えている中で最も古い記憶について書いてくる」という課題があった。私が人生で初めてエッセイを書いたのはその時だ。以下がそのエッセイ。

 

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当時はまったく意識していなかったのだが、いま読み返してみるとさくらももこのエッセイの影響をもろに受けている。ちなみに私のエッセイは地味に評判がよかった。大学の課題で小説やエッセイ等いろいろ書く機会があったのだが、小説の方はてんでダメだがエッセイの方は地味に評判がよかった。

人から褒められても中々素直に受け取ることが苦手なのだが、ことエッセイに関しては、受け取らざるを得ないくらい色んな人に褒められた。褒められるってことは、面白いってことなんだろうな、と他人事のように思っていた。

しかし満足できなかった。褒められることの少ない人生だったから少々調子にのっても許されたとは思うのだが、調子に乗るに乗れなかった。なぜなら私より面白いエッセイを書く人間がこの世に存在するのだから。

しかし、もう、いなくなってしまった。

私が勝手に心の中で目標としていた人がいなくなってしまった。

 

わたしはさくらももこのエッセイが本当に本当に好きだった。おそらくほぼすべてのエッセイを持っている。上京してくる際、荷物はできるだけ減らさなきゃと思いなが沢山の本を処分したのだが、さくらももこのエッセイに関しては一冊も捨てなかった。気に入りを数冊ピックアップして新居にも持ち込んだ。

さくらももこのエッセイが好きで好きで、好きすぎてアンチみたいになっていた時期もある。

 

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好きすぎて逆にアンチだったのだ。初期のエッセイは本当にひっくりかえって笑うほど面白かった。しかし後期の作品はあまりよろしくない。宝石のエッセイなんかがとくにそうで、この宝石が何万円で安かったからーなんて話を延々とされてもクソプロレタリア階級である私からしたら何も面白くなかったのだ。

彼女はブルジョワ階級で、私はプロレタリア階級。おい地獄さ行ぐんだで!

彼女は雲の上の人になってしまったのだ。なので地べたで船を引っ張りながら下向けした向けと歌う我々は彼女のエッセイに共感できなくなってしまったのだ。いや知らんけど。

なんやねんせっかく面白いのに。せっかく面白いものを書けるのに才能があるのに、なんでこんなエッセイを書くようになってしまったん。彼女のエッセイが好きで好きで好きすぎてそんな感じでアンチと自称するまでになっていた。しかしそれでも好きだった。あふれ出るブルジョワのにおいに顔をしかめながらも、彼女の文章の書き方がとても好きだった。トゲがあるのに殺傷力は低い、凝っているのにくどくない、そんな彼女の文章が、面白いか面白くないかは別にして、とてもとても好きだった。

『焼きそばうえだ』というエッセイがある。レビューを見ていただければわかるが、これまた評判が悪い。「上田さんは会社を辞めて自己破産した方が幸せになれる!」と言ってのける彼女は中々に畜生である。しかし私はそんな彼女もまた好きだった。

 

 

大学の授業でビブリオバトルをする機会があった。本の紹介の上手さを競うものなのだが、皆持参した本の「ここがよかった!」を列挙していたのだが、私はアホなので焼きそばうえだを持参し、「ここがあかんかった!」とあかんかったところを言うのに持ち時間をすべて使った。結果優勝した。なんだこれわかんねぇな。

 

既にお分かりの通りだいぶ歪んではいるのだが、とにかく私はさくらももこが、さくらももこ先生が大好きだった。いや過去形にするのは違う。今も大好きだ。

勿論漫画も好きで、特に好きなのがコジコジ。悲しい気持ちになったらコジコジを読む。盗みや殺しや詐欺なんてしてないよ。遊んで食べて寝てるだけだよ。なんで悪いの?

ほんとにね。ほんとにね。

コジコジはアニメもあります。傑作です。テストでマイナス5点を取ってしまったコジコジが担任の先生に呼び出されて、君はそんなんで将来どうするつもりだと聞かれて、「コジコジはずっとコジコジだよ」と答えるシーンは圧巻です。それを見ていた半魚鳥の次郎くんが、母親にいつまでだらだらしてるんだ将来どうするんだと聞かれたときに、「俺はずっと次郎だよ」と真似して答えて母親にぶたれて「いつまでも次郎じゃこまるんだよ!さっさとスヌーピーみたいになって楽させておくれ!」と怒鳴るシーンもまた圧巻です。世間の縮図やで……。

 

私のlineの着せ替えはコジコジのやつです。お気に入りのスタンプもコジコジです。

さくらももこと言えば作詞家としても天才です。

コジコジのオープニングソング、コジコジ銀座や踊るポンポコリン、走れ正直者、アララの呪文などなど。合唱コンクールの課題曲なんてのもあります。天才かよ……。

アララの呪文アイポッドに入れて高校の頃狂ったように聞いてました。たぶん狂ってたんだと思います。ほんと大好き。

 

いったいどこから目線なんだと言われそうですが、アレです、私はアレなんです、好きな子の悪口を言いまくるタイプのクソガキなんです。本当にさくら先生が亡くなったのがショックでなりません。本当におこがましい、何様だと言われそうだけど一度お会いしたかった。さくら先生ってすごく健康に気を使っていらっしゃる人だったんです、健康手帳なんて本も出していて、それでも死んじゃうんだな。命って儚いな。私はもう一生さくら先生に会えないんだなと思うととても悔しい。悔いが残ってしまった。

さくら先生、先生は私の永遠の目標です。私の書いたものなんて結局あなたの模倣でしかないのかもしれない、でもいつかあなたを超えるような文章を書けるようになりたいです。ご逝去お悔やみ申し上げます。53年間お疲れ様でした。

 

 

↓愛のあふれる記事です

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↓ついでにわしの本もよんで!

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***

追記

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言及して頂きました。ありがとうございます!

焼きそばうえだの面白さと批判される理由が非常にわかりやすく書かれています。

私はさくらももこは畜生だと知ったうえでこの本を読んだので、別にショックを受けたりはしなかったのですが、なるほど批判している人たちはさくらももこに幻想を抱いてんですねなるほど確かに……。おそらくまけもけさんとビブリオバトルをやると簡単に負けると思います。合掌。

 

 

 

 

金がなさすぎて水商売に走ったわけだが

はいどうもこんにちはみりんです!

何か月ぶりの更新かしら。もうね、いろいろあったんですよ。ほんとにいろいろあったんですよ。あ、胸毛(彼氏)とは別れました。はい。

はい。それでですね、今は東京に住んでいます。ずっと憧れていた劇団の研修生になって、毎日稽古場に行って、旅公演にも行って、もうとってもしんどくてとっても楽しかったんですがそれよりもですよ。

はい。それよりもですよ。タイトルですよタイトル。金がなさすぎて水商売に走りました。ネタだと思った? 残念~! 現実で~す!(残念なのは私の金銭管理能力)

言うてアレですよ。水商売と言ってもキャバクラとかそんなのではなくてガールズバーです。カウンターごしにお客さんとしゃべるというそんだけの仕事です。

 

あれですよ、劇団の稽古が約1か月あって、公演も地方公演を合わせると2か月くらいあってですね、その間バイトできないんですよ。いや頑張ればできたのかもしれないんですけど夜10時に稽古場出てそこからバイトにいく体力はちょっと私にはありませんでした。

そんな三か月間の生活費やら引っ越し費用やら、とにかくお金がかかりまして、公演が終わったころには虚無です。はい、虚無でした。

もう公演も終わったんだしバイトすりゃいいじゃんって話なんですが、みりんはアホなので今度は別の劇団の公演に参加させていただくことになりまして、はい、だからなかなかバイトができない。

 

そこで水商売ですよ!!

 

えっ短絡的だって? 大丈夫私もそう思う。

こないだも初対面のおっさんに「ちょっと安直だよね」って言われた。

いやね、なんかね、噂で聞いたんだけどね、某所に店主がやたらと話しかけてくる古着屋があると聞いてね、近所だったんで行ってきたんですよ。友人がその古着屋で「なかなか面白いファッションしてるね」みたいに言われてそこからすごく話しかけられまくったと聞いてね、その友人と私の服の系統割と似てるんで、あれ、もしかして私もかまってもらえるんじゃね? と思って行ってきたわけですよ。(いわゆるサブカルクソ女っぽい服装)

 

サブカルクソ女感丸出しの格好で行ってきました。そしたら案の定話しかけられました。

 

「なかなか攻めた格好してんね」

 

ひえぇ~wwwwwwwwww

「何かやってる人?」と聞かれたので「演劇やってます」と答えまして。

それからあれこれいろいろと聞かれまして、あ、劇団の名前は出さなかったんですけどね。そのおっさんも素性を明らかにはしないもののなんか大物感を出してくる。なんか知らんけどスタイリストを自称し、「その服は(有名女優)が着てた服」とか言ってくる。何者やねんお前は。

 

おっさん「大学はどこなの?」

わし「大阪芸大です」

おっさん「ああ、あの芸大って言っていいのかみたいなところね」

わし「(自分で自分のことブスって言うのはいいけど人に言われるのは嫌だなぁ)」

おっさん「この間もその大学の子が来たんだよ」

わし「えっっそうなんですか!?(知ってた)」

おっさん「うん。なんかそういう子が集まるんだよねぇ……」

 

いや何者やねんお前は。

だんだん鬱陶しくなってきたので退散しようとしたのですが矢継ぎ早に話しかけてくるからかなわない。んでもうあれこれ聞いてくる。根掘り葉掘り聞いてくる。

んでなんか経済状況の話になって、「さっきガールズバーの面接受けてきたんですよ」という話をしたら、冒頭の「安直だよね」ですよ。うるせー! 黙れ! 実は私もそう思ってた!!!

 

そしたらダイニングバーとテレアポの仕事を進められました。なんか夢追い人が多いらしくてシフトの融通が利くんだって。ガールズバー辞めたら考えよう……。

とにかくそのおっさんひたすら話しかけてくるんですよ。目を合わせるのが嫌だったんでずっと店内の服を見てたんですけど。私はいい人なので「こっちからも話しかけたほうがいいかな?」なんて思って「この服にはどんなインナーが合いますか?」なんて質問してみたんですけどね、

 

わし「どんなインナーが合いますか?(透ける素材のやつ)」

おっさん「タンクトップかカットソーだろうね」

 

そりゃそうだろうよ!!!タンクトップかカットソーだろうよ!!わたしは!!どんなタンクトップかカットソーかって聞いてんだよ!!!!!!

 

はい。あとね、店内にやたらと酒が展示してあったんですがね、

 

おっさん「酒飲むんでしょ?」

わし「えっ飲まないですけど、なんでですか?」

おっさん「さっきから酒瓶見てるから(謎のどや顔)」

わし「あ、いや、綺麗だなぁと思って……」

おっさん「(やや前のめりで)ほら!!!君はそういう審美眼を持ってるんだよ!!!芸大に通ったことは無駄じゃなかったわけだ!!!」

わし「は、はい……」

 

何のテンションやねんそれは。

店内の商品もあらかた見てしまった。仕方ないからおっさんと向き合って会話する。なんかしらんけど説教されたり褒められたり。(根性あるなみたいな)

 

おっさん「絶対に成功する方法を教えてやろうか」

わし「はい」

おっさん「あきらめないことだ」

わし「はい……(あかんあかんわろたら負けやわろたら負けや耐えろ耐えるんだ)」

 

おっさん「人見知りでしょ?さっさと帰ろうとしたもんね」

わし「はい……(そりゃ古着屋やねんから服見終わったら帰るやろ普通)」

 

おっさん「困ったらいつでも飯を食わせてやる。ただし、努力を続けること」

わし「はい……」

 

 ほんま何者やねんお前は。

小一時間ぐらい話してました。

悪い人ではなかったです。

 

 

 

 

 

 

あかんガールズバーの話しよ思ってたのにおっさんの話してたらしんどなった。

また次回。

店員だからって何でも知ってると思うなよマジで。

店員だからって何でも知ってると思うなよマジで。

 

店員だから何でも知ってると思うなよマジで。何故か知らないが、客という生き物は、商品のことならなんでもかんでも店員が把握していると思い込んでいる。

私が働いているのはリサイクルショップ。店頭に並んでいる商品は、ほとんどが客から買い取ったものだ。点検して、掃除して、店頭に並べる。それが私の業務だ。使い方など知らない。説明書を熟読なんかしない。そもそも説明書がついていない。だから使い方など知らない。聞かれても困る。

それなのに、客は店員なら何でも知っていると思い込んでいる。ここはリサイクルショップ。店頭に並んでいる商品は、ほとんどが客から買い取ったもの。客が何を売りに来るかなんてわからない。店頭に並ぶ商品は、日によって違う。そのすべてを把握することは不可能だ。

しかし聞かれたからには答えないといけない。説明書がついていたら、それを読みながら使い方を解説する。ついていなかったら、実際に商品を触りながら、客と一緒に使い方を探る。それでもわからなかったら、先輩店員に聞きに行く。先輩店員が知らないこともある。そういう時はもうしょうがない。わからないものはわからないのだから仕方ない。しかしわからないといっても、客は質問を続けてくる。

 

あれか、店員は神なのか。

 

よくお客様は神様ですと言うが、もしかしたら逆なのかもしれない。店員こそが神。全知全能の神。だから信徒である客は、神である店員に矢継ぎ早に質問するのだ。

 

んな訳がない。店員だからって何でも知ってると思うなよマジで。使い方を聞いてくるだけならまだいい。今までで一番困ったのは、

 

「うちの子三か月なんですけど、どっちの商品がいいと思います?」

 

知らんがな。しら!ん!が!な!!!!!!!

言うまでもないが私はクソ独身である。見た目で一瞬でわかるレベルの独身である。その時客が手にしていたのは、名前がわからないのだが子供をあやす上からつりさげるブランコみたいなやつだ。それが二種類あって、どっちか悩んでいるらしい。いや知らんがな。なんで当たり前のように聞くんや。ここはベビー用品店じゃないぞ。それともあれか、ベビー用品を扱うなら赤子の生体まですべてを熟知しておれというのか。そんな馬鹿な。

困った。その時は本当に困った。質問の内容にというか、そんな質問を当たり前に、まるで神に啓示を受けるように教えてくれて当たり前という顔をしてそんな質問をしてくるその客に、とても困った。

 

「いや子供いないんでわからないです……」

 

店員失格である。

 

次に困ったのは、インターホンを持ってレジにやってきた客。(なんか何メートル以内なら無線で使えるみたいなやつ)「これうちの二階まで届くかいのう」という。困ったので先輩店員に投げた。先輩店員も「いや家の形状とかにもよるので…」と言葉を濁していた。知らんがな。お前の家の二階がどうとかしらんがな。聞かれてもこまる。本当に困る。とにかく店員がなんでも知ってるとおもうなよマジで。

 

・(買取査定で)なんでこんな安いの?→てめえが安いものを持ってきたからだよ

・これ二人で割り勘したらいくら?→知らんがな帰ってから清算してくれ

・安くならない?→なりません

 ・ねえこのスカートパンツすけてない?→めっちゃきわどいですお客様

・この服500円!たっかいわねえ!この店高くなったわねえ!これあかんなったら犬のしょんべんふきにしよ!高いしょんべんふきやわあ!→雑巾を購入されては如何でしょうか

・客「すみませーん」私「はい」客「(無言で手を差し出してきて中には生きたクワガタがいる)」私「!!?!??!?!?」客「これ売り物ですか~? 値札がついてなくって~」→お客様勘弁してください(虫嫌い)

・先輩店員「○カード(ポイントカード)お持ちでしょうか?」客「○カード!? ○カードなんか持ってたら人生おしまいよ! ねえ伊藤さん(仮名)!? ○カードなんか持ってたらおしまいよね!?」伊藤さん(仮名)「そうよおしまいよ!」→お客様○カードはただのポイントカードです。

・私「(レジ袋に広告を入れる)」客「ちょっと!!!!そんなもの入れんといてよ!!!」伊藤さん(仮名)「あんたまさか私の袋にもいれたん!?!?」→お客様そんなに怒らないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 

 

 

 

はい……。

ちなみにとっても楽しいバイト先です。

休みいりませんと言っても「人間らしく休まないと」と定期的に休みが与えられます。そしてめっちゃほめられます。それも漠然とほめるのではなくて、具体的に数値を出して、君が入ってからこれだけ売り上げが伸びた、みたいなかんじでお礼まで言われます。そしてわからないことがあったら先輩店員たちは何でも教えてくれます。わからないことがあったらなんでも……。あれ……? わたしめっちゃ質問してない……?先輩店員たちにめっちゃ質問してない……? 困ったときいつも先輩店員にぶん投げてない……?あれ……? そうか……先輩店員たちは皆神だったのか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

アンチと友達になろうとしたんだけど拒否された話

お題「これって私だけ?」

 f:id:osakanafurby:20170603210422j:image

 

うちの犬がかわいい。

昨日、雷が鳴っていた。

うちの犬は雷が怖い。

なのでなでなでしていたら膝にのってきた。

かわいい。超かわいい。

あまりにかわいいのでこのかわいさを誰かに伝えたくなった。

なのでツイキャスというものをはじめてみた。ネットの生放送。これでうちの犬のかわいさを全国に発信するのだ。

 

はじめてのツイキャス。視聴者なんかいるわけがない。しかしツイッターのフォロワーさんが来てくれた。暇を持て余す私の相手をしてくれた。とてもありがたい。演劇論について語って、と言われたので演劇をなめている役者について話していました。

すると視聴者が増えた。コメントが来た。

 

「そんなことを言えるあなたは偉いんでしょうね」

 

???????

知らない人からの突然のコメントにびっくりしてしまった。なぜこんな尖ったコメントを急に投げつけられたのか。なぜ攻撃されたのか。この人のことは何も知らないが、理由なく人を傷つけるわけがない。きっと何か理由があるのだろう。

 

私「何か嫌なことでもあったんですか? あっ、うちの犬見て癒されてください」

 

するとその人はいなくなった。なんだったのだろう。気になったので、その人のツイートを見てみた。すると、出るわ出るわ私に宛てた罵詈雑言が。念のために言っておくが、全く知らない人だ。ほんとうに知らない人だ。

 

問題のツイートの一部がこちら。

 

「某劇団の今回の研修生に合格した方のブログ、どんな感じ?と覗いてみたら、非常に読んでいて不快なので、ま〜、しつこく「ねえねえブログ作ったから見て!」とあっても、もう、私は読まないかな(*´艸`)

一学生から一応そこの劇団の名前掲げるなら、もう少し考えた方が良いんじゃない?」

 

などなどでてくるわでてくるわ私にあてた罵詈雑言。

この人は私のことが嫌いらしい。それはよくわかった。しかし驚くことに、この人は私のブログを読んでくれている。私のツイートも読んでいる。そして空リプしている。前に「感情は単色ではない」という記事を書いたのだが、この方は「感情が複数あるなんて当たり前」と仰っている。そ、そんなことは言っていない。言っていないのだが、とにかくこの方は私のブログを読んでくれている。

 

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前に、おもちゃ売り場に子供を放牧するなという記事を書いた。

 

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その直後に、炎上してもいいよとツイートしたのだが、その方は

 

「炎上するほど読まれてないよ」

 

とまた空リプ。何故私のブログのpv数を知っているのだろうか? もしかしたら、いやそんなまさか、しかしもしかしたら、霊能者、霊能者なのだろうか?

 

いやそんかまさか

 

しかしそうとしか思えない。霊能者なのだ。この方は、きっと高名な霊能者なのだ。

それだけではない、この方は私に関心を持ってくれている。フォロワーでもないのに、わたしのツイートを逐一観察し、空リプを送り、三人しか見ていないツイキャスもわざわざ見てコメントを送り、ブログも読んでくれている。

好きの反対は無関心である。この方は、わたしに関心を持ってくれている。

 

霊能者に関心を持たれている。

 

やばい。これはやばい。昔、美容院に行った時に、美容師が「知り合いの霊能者がねー」と話しかけて来た時がある。なんやそれかっこいいな!と思った記憶がある。知り合いに霊能者。すごくかっこいい。

そしてこの方は、霊能者。知り合いではないが、向こうはわたしのことを知ってくれている。

 

友達になりたい。

 

そう思った。心からそう思った。なので、思い切って声をかけた。

 

私「いつもありがとうございます!友達になりませんか?」

アンチ「申し訳有りませんが…すみません。」

 

断られた。

でもめげない!めげないんだから!

さっき「お会いしましょう!」「お友達になりましょう!」とリプを送った。

わたしのツイートを曲解していたので誤解を解きたいのだ。

 

 

きっと友達になってみせる!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

追記。

「友達にはならないしもうコメントもしないでほしい」という内容のリプライが来たので、「では私に対する空リプもやめていただけますか? 全部見ています」と返信したら、「わかりました」とブロックされました。しかしアカウント山ほどあるので無駄です。霊能者さんがまた空リプを始めたら、今度は実際に会いに行こうと思います(にっこり)

 

さらに追加。

アンチさんのツイートの画像を載せていたら、本人から削除要請がきました。あれっ私のブログもう読まないんじゃなかったの……?

 

友達になろう!!!!!!!

 

 

 

おわります。

クソオヤジに朝ごはんを盗られた

クソオヤジに朝ごはんを盗られた。

クソオヤジに朝ごはんを盗られた。

クソオヤジに朝ごはんを盗られた。

 

朝。まどろんでいた。

半分寝ながら半分起きていた。

「ごはんよー」と声が聞こえたので、「はーい」と返事をした。

まどろんでいた。半分起きていたけど半分寝ていた。

今「ごはんよー」と言われた気がする。返事をした気がする。

しかし夢かもしれない。たぶん夢だろうな。ごはんができるまで寝ていよう。

まどろんでいた。半分寝ていた。いや九割寝ていた。

 

起きた。夢じゃなかった。母さんは私に「ごはんよー」と声をかけたが、私が起きてこなかったので、ごはんにラップをかけて置いておいてくれた。私以外は皆ご飯を食べ終えていた。

しかしおかしい。机の上には、白ごはんと、納豆と、サラダしかない。メインがない。母さんがこんな投げやりなご飯を作るわけがない。これはおかしい。

 

父「机の上にあるの、お前のご飯か」

私「そうよ」

父「父さんのお昼ごはんかと思った」

私「私のよ」

父「サバだけもらったけんね」

 

????????????????????

どういうことなのか。いったいどういうことなのか。

そうか、朝ごはんにメインがなかったのはこのクソオヤジが盗ったからか。

 

クソオヤジに朝ごはんを盗られた。

クソオヤジに朝ごはんを盗られた。

クソオヤジに朝ごはんを盗られた。

 

意味がわからない。真剣に意味がわからない。

百歩譲ってサラダもお米も全部食べていたのならまだいい。何故サバだけかっさらっていくのか。何故娘のご飯かもしれないと思いながらサバだけかっさらっていくのか。

いやもう私のご飯ってわかってたよね。わかってなかったなら全部食べるよねふつう。なんでメインだけ食べるのかな。なんでなのかな。もう確信犯だよね。私のご飯ってわかってたけど食欲を抑えきれなかったからとりあえずサバだけ奪っていったんだね。わかるよ。わかる。とてもわかる。

 

わかんねえよ!!!!くそかよ!!!!

食べ物の恨みは怖いんだぞ。そりゃね、朝起きてこなかった私にも非はあるよ? 非はあるけどね? なんで私のサバを奪うの? お父さんに私のサバを奪う権利はないよね? 誰にもないよね? なんでこんなひどいことができるのかな?

 

クソオヤジに朝ごはんを盗られた。

クソオヤジに朝ごはんを盗られた。

クソオヤジに朝ごはんを盗られた。

 

「お昼ごはんはないけんね!」と怒鳴って母さんにラインを送った。

 

私「父さんに朝ごはんとられた……意味がわからない……」

 

すると母さんから電話がきた。朝起きなかった私にも非はあると言われた。そりゃそうだ。いやそうなんだけれども。父さんに昼ごはんはないよと言ったと伝えると、「白ごはんと納豆でも食べんかいって言っといて」といわれた。もはや白米すら与えるのが惜しいが、母さんがそういうのなら仕方ない。

 

私「母さんが白ごはんと納豆食べろって!」

 

すると父さんは黙ってラーメンを作り始めた。昼ごはんだ。サバは父さんにとってはおやつだったのかもしれない。おいふざけんなおい。

仕方ないので、私は冷凍庫にあったハンバーグを温めて食べた。すると

 

父「それ父さんの!」

 

どの口がいうのかな??????ねえどの口がいうのかな??????私のサバを食べた口かな????????? おいふざけんなおい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日からは早起きしようと思います。

めんどい。食事もトイレもすべてがめんどい。

めんどい。すべてがめんどい。

朝起きる。起きるのがすでにめんどい。ずっと寝ていたい。できることなら永眠したい。朝食をとる。咀嚼するのがめんどい。嚥下するのがめんどい。母ちゃんが野菜をてんこもりにしてくるからそれを咀嚼するのがめんどい。トイレにいく。ズボンを下ろすのがめんどい。便器に腰掛けるのがめんどい。出すのがめんどい。ふくのがめんどい。とにかくめんどい。

二度寝する。やはり起きるのがめんどい。ずっと寝ていたい。できることなら永眠したい。しかし許されない。仕方ないので起きて着替える。何を着るか考えるのがめんどい。着替えるのがめんどい。昼食の準備をする。めんどい。数時間前に食ったばかりなのに何故また食わねばならんのだ。しかし食わないと動けないので食う。めんどい。テレビをつける。やすらぎの郷を見る。別に面白くない。しかし見ないと一日が始まらない。化粧をする。めんどいがすっぴんを世間にさらすわけにはいかない。クソブスからブスにモデルチェンジする。めんどい。

そしてバイトにいく。徒歩三分の距離だがすでにめんどい。働くのは楽しい。しかしバイト先から家に戻るまでの三分がまためんどい。

めんどい。

晩御飯を食べる。うまい。人と食う飯はうまい。働いた後の飯はうまい。家に帰ると飯ができている。こんなに幸せなことはない。こんなにありがたいことはない。

しかし風呂がめんどい。歯磨きもめんどい。トイレもやはりめんどい。あと晩御飯はうまいがてんこもりの野菜には異議申し立てをしたい。

 

私「ちょっと! 毎回野菜山ほどだすのやめてよ!」

母「なんでよ」

私「おかげで毎日お通じがあるんやけど!」

母「ええやん」

私「よくないよ!毎日トイレ行くのめんどいんよ!」

母「あんたはおかしい」

 

とにかくめんどい。人生にはやるべきことが多すぎる。

 

今週のお題「私の沼」

 

「はまっていること」が趣旨らしいが、私の沼と聞いて、私は「人生」以外に思い浮かばなかった。人は皆人生という沼にはまっている。永遠に抜け出せない。私たちはもがくほかないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわりっ!

やることがない一日。

田舎やばい。田舎まじやばい。やることがなさ過ぎて脳みそが溶ける。

どうもこんばんはみりんです。いつもは古着屋で働いているのですが、昨日と今日はお休みでした。二連休。バイト先には休みいらないですーと言ってあるんですが、「人間らしく休まないと」ということで休みが与えられました。いいバイト先です。漂白されたかのようなホワイト加減。

 

なんで休みがいらないかって、そりゃもうやることがないからですよ。

ハァテレビもねぇ! ラジオもねぇ! 

いやあるんですけどね。テレビもラジオもあるんですけどね。そこまで田舎ではないんですけどね。でもとにかく退屈なんですね。学生時代と違って、みんなが暇をしている訳じゃない。友達と会おうと思ってもそうそう会えない。一人でどこかに行こうと思っても、行くところがない。イオンぐらいしかない。まじでイオンぐらいしかない。

 

んで二日間休みを与えられて、何をしようか困りまして。一日目は衣替えをしました。冬服をしまって、夏服を出す。いらない服は捨てるかメルカリに出す。日が暮れたらぼんやりテレビを見る。大家族石田さんチを見ました。大好きな番組。そして寝る前にゲロ吐いて、就寝。はい。なんかしらんけど嘔吐しました。

 

母「あんたなんか変なもん食べた?」

私「母さんの料理……」

 

元ネタはクレヨンしんちゃんです。ちなみに母さんの料理に罪はありません。原因不明です。なぜか知らんけど、年に一回必ず嘔吐するんですよ。なんなんですかねこれ。ツイッターでつぶやいたら、フォロワーさんから「ゲロ記念日」と言われました。このゲロがいいね、ってよくない俵万智に怒られる。

 

んでお休み二日目にあたる今日は、本格的にすることがありませんでした。お昼寝したり、本読んだり、ゲームしたりと平和な一日。

やることがないと連呼していると、母に犬の散歩に行ったらと言われたので、今日はいつもより遠くに散歩しました。

 

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うちの犬かわいい。

犬を連れて歩いていると、謎のロンゲ老人と出会いました。

近所に住んでいるお爺さんです。このお爺さん、なんか知らんけど執拗に住んでいる場所を教えてくるんですね。さびしいのか。そうかさびしいのか。

人見知りなので絶対に行かないけれども。でも感じのいいお爺さんです。

 

爺「どこまでいきよん」

私「今日休みなんで遠くまで行こうと思って」

爺「えー、かわいそうに」

私「いやぁいっぱい歩いたほうが嬉しいかなあと思って」

爺「車に気を付けんかいよー」

 

散歩かわいそうって新しいな。

んでしばらく歩いて、うんこ拾って、また歩いて、うんこ拾ってを繰り返し家に帰りました。ブラッシングして、ごはんをやって、さあこまったもうやることがないぞ。

といってももう夜なんですが。あ、今お母さんが「できたよー」と声をかけてきました。晩御飯です。今日の晩御飯は麻婆豆腐です。やったあ!

 

というわけでおわります。

ただの日記になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

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hxhlav1112.hatenablog.com

言及していただきました! ありがとうございます~

感情ぶんなぐり記事と言われてなるほど確かにと思った夜です。