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毎日が告別式

人生どん詰まり芸大生のブログ

障害者とLGBTが手を組んだら差別がなくなる?

つぶやき

「健常者差別とか起こりそう」

何か会話の折に、友人が言っていた。

 

これはまた別の友人から聞いた話なのだが、その友人の友人が、差別のない世界を作りたいらしい。障害者やLGBTといったマイノリティが手を組んで、「私たちの間には差別は存在しません!」と宣言して、マジョリティに呼びかけたら差別がなくなるんじゃないか、と思っているらしい。

 

非常に夢があって素敵な話だと思ったが、私は薄汚れている人間なので、そんなうまくいくわけがないと思った。

もし、いろんなマイノリティが手を組んでコミュニティが完成したとしても、そのコミュニティに差別がなかったとしても、マジョリティが「じゃあ我々も差別しません」となるかといったら、そんな訳はないと思う。

 

むしろ一つのコミュニティになることによって、より一層差別を助長しそうな気がする。同性愛者や両性愛者、腕がない人、足がない人、目が見えない人耳が聞こえない人、アスペルガー症候群ADHD、ADDと言った発達障害の人、他にもホームレスや同和地区出身者など、マイノリティといってもいろいろある。

社会的少数者であることは同じだが、それぞれが闘っている土俵はまったく違う。それをひとまとめにすると、どうなるか。

 

的が一つになる分、マジョリティから、よりいっそう攻撃されやすくなるだけだと思った。むしろ社会が二分されて戦争とか起こりそう。

マイノリティ側も、初めは「我々の世界に差別はありません」「差別はなくしましょう」とマジョリティに歩み寄ろうとするだろうけど、それが功を成さなかったら、だんだん「なんなんだあいつらは」となってしまうような気がする。

 

そこで、冒頭の「健常者差別」という言葉。

便宜上「健常者」という言葉を使うけども、「私達は差別なんかしないのに、健常者は差別をする」「あいつらさえいなければ」と最終的にはそこにたどり着くんじゃないか。と、薄汚れた私は思ってしまう。

 

「私たちは絶対にそんなことしない、ありえない」

と言ってしまえばそこまでだけど、人間は皆性格が違うのだから絶対なんてないだろうし。

よく「いじめられた経験のある人は、痛みを知っているから人をいじめない」なんてきく。確かにそういう人もいるかもしれないけど、「痛みを知っているからこそ自分がまた同じ目に合わないようにいじめる側にまわる」人もいると思う。

 

いやあ人間って嫌ですね!

もしこの友人の友人みたいな人しか世界にいなかったら、そりゃ差別はなくなるだろうと思います。でも世の中には私みたいな人もいるからね。私みたいなのがいなけりゃ世の中はもっとよくなるのかもね。ほんとうまれてくるんじゃなかった。

 

などといいつつ……。

別に私自身はLGBTだからどうとか障害者だからどうとかは思わないんですけどね。自分もどう考えてもマイノリティですし。同調圧力きっしょとか言いながら就活シーズンに髪の毛真っ赤に染めるような人ですし。おすし。

 

友人とこの話をしてて、常に人の話を半分しか聞いていない私は、「芝居の題材になりそうだなぁ」と真剣に思っていました。立ち上がるマイノリティ。同調圧力に屈するマジョリティ。そして戦争が始まる。

 

 

 

おわります。

落ちなんてないよ。

 

 

 







しかし心のどこかでは人類はみんな友達になれるはずって思っていたりなかったり。