実家ってすごいなぁ。
飢えない。
実家ってすごいなぁ。食べ物がたくさんある。
私の胃は消化がものすごく早い。ドン引きされるレベルで早い。どんなに食べても直ぐに腹が減る。胸毛(彼氏)にはよくこう言われる。
私「お腹すいた」
胸毛「化け物やな」
ひどい。
私「お腹すいた」
胸毛「流石やな」
あまりにもひどい。
とにかくひたすらに燃費が悪い。だから一人暮らしは大変だった。エンゲル係数が高い。晩御飯を食べ終わって、風呂に入ってゴソゴソして、布団に入る頃にはもう腹が減っている。減りすぎて寝られない。晩御飯を二階食べるなんてことはザラだった。深夜のコンビニは親友だ。
とにかく腹が減る。常に飢餓状態である。
しかし実家はすごい。飢えない。
今帰省しているのだが、実家には常に何かしらの食べ物がある。
朝起きると晩御飯ができている。みそしるが私に生きろと語りかけている。
昼ご飯は自分で用意する。冷蔵庫が私に生きろと語りかけている。開けると、中には生命の源がみなぎっている。
夜になると晩御飯が出てくる。大量に出てくる。足りないということはまずない。母の作った食事が、唐揚げが、鶏肉が、片栗粉が、味醂が醤油が料理酒が私に生きろと語りかけている。
実家はすごい。
本当にすごい。
生きます。
たくさん食べて超ハッピー。