毎日が告別式

人生どん詰まり元芸大生のブログ

注目のブログに入ったけどそんなことよりうちの犬かわいいから見て

注目のブログに載りました~。いえーい。

こういう時にわしがまず最初に行うのが、「それがいかにすごくないかということを調べる」こと。例えばブログのアクセス数が一気に増えたとき。例えば読者が一気に増えた時。

はてなブログ アクセス数」とかでぐぐって、すごい人たちはどのくらいアクセス数を稼いでいるのか、この程度のアクセス数で喜んでいる自分はいかにしょーもないか。自分が調子に乗らないように、そうやって「自分のすごくなさ加減」を調べます。

んで注目のブログに載る方法なんてのも調べまして。はい案の定全然すごいことじゃありませんでした。よかったよかった。いつかすごい人になれるようにがんばります。

 

しかし注目のブログに載った効果(ぐわぐわ団さんで紹介してもらった効果)はしっかりありまして、このブログの読者になってくださった方がたくさん。

読者がいるんですよ!!!

二ケタも!!!

「読者のみなさん!」とか言えるんですよ!!

読者のみなさ~ん!!!!

 

呼んでみただけです。

これからも読んでね。

 

んでアクセス数が増えて喜んでいたのですが、先ほど実家の母から電話がかかってきまして。

「家族の事ブログに書くのやめて!!!!!」

なんでお母さんが私のブログを知ってるんですかね?????

いやまぁ書きますけど。怒られない程度に書きますけど。(懲りてない)

なんか「娘さんブログにこんなこと書いてたね~」とか周りに言われるのが嫌らしいです。

なんでお母さんの友人が私のブログを知ってるんですかね???????

 

闇が深い。

とりあえず怒られたのでしばらくは自粛します。

わし「あっじゃあ犬のことだったらかいていい?」

おかん「犬のことならいいよ!!」

 

犬の事ならいいらしいです。家族なのに。

という訳で、今回はうちの飼い犬、タロさんのことを書いていきたいと思います。

 

f:id:osakanafurby:20160809223800j:plain

かわいいー! 超かわいいー!

雑種です。結構でかい。態度もでかい。多分家族の中で自分が一番偉いと思ってますこの犬。

で、私はとってもかわいいと思うんですが、両親はそうでもないらしくて。

 

わし「さっき散歩してたら、知らん人にめっちゃ可愛い犬って言われた!!!」

父「それは嘘やろ」

母「それは嘘やわ」

 

あまりにもひどい。

またある時、

 

わし「さっき散歩してたら、知らん人に立派な犬ですねーって言われた!!!」

父「ああ立派な犬ではあるわ」

母「立派ではある」

 

愛されてはいるらしい。

タロさんをお迎えしたのは、私が中学生の時。前に飼っていた犬が動物病院に暗殺されたので、その次にやってきたのがタロさんです。

前に飼っていた犬の名前はチョコ。テリア系の雑種でした。

とってもかわいくてみんなに愛されていたのですが、ある日避妊手術のために病院につれていったら、急死。医者曰く、「何百匹に一匹という確率で存在する心臓の弱い犬」だったそうです。当時小学生だったので鵜呑みにしてしまったのですが、今思うと疑問点が残る。先日犬を飼っている叔父にこの話をしたところ、そんな馬鹿な話があるかと言われました。そしてその病院の評判を調べてみると、すごく評判が悪かった……。

もしかして医療ミスだったのかな。でも確証はないし、もう何年も前のこと。このやり場のない感情をどうすればいいと思いますか。あっ……どうすればいいと思いますか、読者のみなさん!!(わりとほんとにまじで)

 

しかしチョコの死因を今になって詮索するのは、今一緒にいるタロの否定にもなる気がするんです。ですのでもうどうしたらいいのか……とりあえずタロをかわいがろうと思います。

 

タロがやってきたのは私が中学生の時。思えば忙しさの真っただ中で、ろくにかまってやれませんでした。散歩に行くことも億劫だった。私が飼いたいって言いだしたのにね。

それで、最近タロが血尿を出しまして。病院に連れて行ったら、まあ歳も歳だからと……適切な治療のおかげで完治したのですが、その時タロがもう9歳だということを知りました。

この体型の犬の平均寿命は12年。あと数年しか生きられないのかと思うとボロボロ涙が出てきました。もう意味がわからないくらい泣きました。学校帰りにぼろぼろ泣きながら歩きました。はたからみたら変な人です。

だって今まで9年間もろくにかまってなかったんですよ。狭いところにつながれてずっと。毎日の数分の散歩だけが外出の機会で。もう自己嫌悪やら後悔やらでぐるぐるになってぼろぼろ泣きました。

今私は一人暮らしをしているので、犬にはなかなか会えません。その時実家にいた弟から、「タロは元気」と写真が送られてきました。元気そうでした。

 

f:id:osakanafurby:20160809222743j:plain

 

せやんな。元気だもんな。泣いてる暇あったら遊びにつれてった方がいいよな。

というわけで、タロとたくさん遊びに行くことにしました。

たまに帰省した時だけしか会えないので、その分たくさん構ってやろうと。

 

f:id:osakanafurby:20160809223351j:plain

 

車に乗せると大興奮します。かわいい。

 

f:id:osakanafurby:20160809231411j:plain

大興奮するので必死に抱きかかえます。ちなみにこのすっぴんのブスがわたしです。

犬がかわいい分中和されるよね???(なお飽和している模様)

 

で、車に乗せてどこに行くかっていうと、行くところがそんなにないんですね……。

とりあえず公園に連れて行くのですが、そんなにないしねぇ……。

去年の夏は海浜公園に連れて行きました。

 

f:id:osakanafurby:20160809223214j:plain

洞窟探検だぜ!

浜辺を歩いていると、いつの間にか犬と弟が消えまして。

探し歩いていると洞窟を見つけまして。なんだここはと覗いてみたら犬と弟がいました。

 

弟「ぼくらは少年探検隊」

 

ちょっと何言ってるのかわからない。

で、公園とかに連れて行くのですが、やっぱりリードは外せないじゃないですか。でも犬としては思いっきり走りたいだろうし。でもリードを付けたままじゃ犬の速さに追いつけないし……田舎だからドッグランもないし……と悩んでいたら、実家から徒歩五分の距離にドッグランができました。市内唯一の。まさに奇跡

 

6月。暇を持て余した父と、さっそく行ってきました。

 

父「どこ行くん」

私「ドッグラン。オトンも行く?」

父「いかん。お金ちょうだい」

私「何に使うんよ」

父「わしはオトンラン」

 

ちょっと何言ってるのかわからない。無視して家を出ようとしたら、父も行くと言うので一緒にドッグランに向かいました。

 

到着したドッグランは、30分300円で利用できます。安い! そして予約制なので他の犬と鉢合わせることもありません。ただ少し狭いのが難点かな。

さっそく受付を済ませようとしたのですが、誰もいない。困っていると、どこからともなく女の人が高い声を発しながらやってきました。

 

「まぁ~! 歩いて連れてきてもらったの~! よかったねぇ~!」

 

しょ、初対面のはず……。何を言ってるんだこのおばさんは、と思っていたら、どうやら犬に話しかけていたようで。この人が、ドッグランの店員さんだそう。

 

店員さんに300円を支払い、さっそくドッグランに入りました。

犬はさっそくウンコを始めました。

もっと走り回ったりあるやろ……と思っていたら、先ほどの店員さんが急に犬に話しかけだしました。

 

「まぁ~! ウンコするの~! いいんよいいんよ! ほらがんばれ! がんばれ! あら~おっきいウンコでたねぇ~!」

 

どこのエロ漫画かと思った。伊東ライフかな?

それから30分。ドッグランという割に犬は走るでもなくウンコばかりしているので、さっさと引き上げました。

 

f:id:osakanafurby:20160809222846j:plain

 煽ったら一緒に走ってくれるんだけどねぇ~。

 

いつものドッグフードを購入して帰宅。

帰宅後、ナイロン袋をガサガサさせていると、犬がしっぽをぶん回しながら期待のまなざしでこちらを見てくる。

お皿にざらざらと入れてやると、明らかに失望のまなざしでこちらを見てくる。

高級品じゃなくてごめんよ!!!

タロさんはグルメなので、たまに気に食わないごはんがあると、お皿をひっくり返します。この日は黙って食べてくれたのでまだよかった。

 

8月ですね。もうそろそろ帰省します。

今度はどこにつれていこうかな~

お題「我が家のペット」