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毎日が告別式

人生どん詰まり元芸大生のブログ

今日のオトン

不定期連載

 

 

父「診察券がない」

 

私「あるやん」

 

父「どこに」

 

私「テーブルの端」

 

父「ああ、パッと見て分かりやすいようにと思ってそこに置いとったんじゃ」

 

私「私の父親もいよいよダメになってきたな」

 

父「わしはお前の父親じゃないぞ」


私「じゃ父親は誰よ」


父「母ちゃん」


私「なんでよ」


父「乳をあげたのは母ちゃんだから。父ちゃんは乳あげてないよ」


私「ファーwwwwwwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

座布団一枚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おまけ

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オトンから良いボールペンを貰いました。

突然ですが本を出しました。

 

突然ですが本を出しました。

 

船乗りの、父の心は海のようには広くない (グレイプス文庫)

船乗りの、父の心は海のようには広くない (グレイプス文庫)

 

 

はい本を出しました。エッセイ集です。

表示は高校時代からの友人に描いてもらいました。

 

高校時代の私「私将来本出すから表紙かいてね!!!!」

 

というわけで描いてもらいました。いい表紙でしょう。

 

f:id:osakanafurby:20170314233831j:plain

 

渋谷の大盛堂書店に並んでいます。

これね、自費出版なんですよ。三万ちょいで作ってもらいました。いい時代ですね。昔は自費出版なんて言ったら百万とかかかっていたと思うのですが。

 

出版支援サービス『モチコミ』というものを利用しました。これね、とてもよいサービスです。従来の自費出版は、なんやかんやくそほど金がかかっていたのですが、モチコミさんは売れる分だけしか刷らないから費用がとても安く済むのですね。

最初に数部刷ってもらって、それが売れたら増刷。一定数売れたら印税が入るという仕組みらしいです。詳しくは以下。

 

mochico.me

 

興味を持たれた方は是非に。

ちなみに、本の内容ですが、

 

osakanafurby.hatenablog.com

 

こんな感じです。基本的には父親をこきおろしているだけの本です。最近父親がうっとうしいので、「それ以上言ったらエッセイに書いて出版するよ!」と言ったら黙るので本当に出版してもらってよかったと思います。

 

以下読んでくれた人の感想。ありがとうございます!

 

 

 

 

gwgw.hatenablog.com

 

みなさんありがとうございます!まけもけさんのブログとか正直ないたよね……。

 

ところで私は春からくそフリーターです。

はいくそです。誰か印税生活させてくださいお願いします。

 

こちらから買えます。

seichi-shoten.com

 

アマゾンでも買えます。

船乗りの、父の心は海のようには広くない (グレイプス文庫)

船乗りの、父の心は海のようには広くない (グレイプス文庫)

 

 

 

よろしくお願いします!!!!!!!

 

 

自分が知っている情報を相手も知っている前提で話しかけてくる奴が嫌いだ。

自分が知っている情報を相手も知っている前提で話しかけてくる奴が嫌いだ。

たとえば、

 

90代のおばあさん「何してるの?」

わかもの「ライン」

 

90代のおばあさんにラインと言って通じるのだろうか。

 

「何してるの?」

「友達と連絡とってる」

 

この方が親切な気がする。

別の例、

 

にんげんA「髪きった?」

にんげんB「うん井上に切れって言われてー」

 

いや井上って誰やねん。

 

「髪きった?」

「うん彼氏に切れって言われてー」

 

この方が親切な気がする。

例がいまいちだが、とにかく、自分が知っている情報を相手も知っている前提で話しかけてくる奴が嫌いだ。

私は人と話すとき、微妙に嘘をつく。たとえばネットに疎い人と話すときは、ラインのことをメールと言ったり、ツイッターのことをブログと言ったりする。ツイッターとブログは全くの別物だが、相手がツイッターが何かをわかっていなかった場合、

 

わかもの「昨日ツイッターで見たんですけど、」

ねんぱい「ツイッターとは?」

 

という一文が入るのが非常に面倒くさいのだ。だから、言い換えて違和感がないときは、ツイッターのことをブログと言い換える。ツイッターとは何かを説明するよりよっぽど効率がいい。ちなみに相手がブログも知らない場合は、「ネット上で日記を書いてるんですけど」と言う。とにかく、相手が知らない言葉を使いたくない。

 

また、友達の話を友達にする場合。

「昨日井上が~」

よくあるのだが、お前はそいつと知り合いかもしれないが私はお前の知り合いとは知り合いじゃないんだぞと思う。個人名を出すな。「昨日井上が」とかいうな。「昨日友達が」と言ってくれ。いや面識あるでしょうと言われそうだが、お前がその友達に対して関心を持っているのと同様に私がその人物に関心を持っていると思うなよ、と思う。

 

また学校の場合。

新任の先生「××って劇作家知ってる?」

学生「学内でやりました!」

学内とは、学内公演のこと。私が通っているのは演劇の学科なので、毎年学内公演と称して授業で演劇公演を行う。身内なら「学内」という言葉で通じるだろうが、赴任してきたばかりの先生に学科内限定の専門用語を使うなよと思う。

 

不親切な人間が多い。

コミュニケーションは言葉のキャッチボール。相手にキャッチしてもらわなけれコミュニケーションにはならない。

なぜ剛速球を投げるのか。相手と距離を測りながら、ふんわりとボールを投げようと、何故しないのか。

ネットに疎い人に向かって、ラインがどうのツイッターリツイートがファボがどうのとか言っている人を見るとイライラする。それもう理解してもらいたいと思ってないよな。

 

一度、自分が知っている情報を相手も知っている前提で話しかけてくる友人に向かって、それをやめろと言ったことがある。せめてワンクッションいれてくれと。

「井上が」とまで言ってしまったのなら「あ、井上って高校の友達なんだけどね」とワンクッションを入れてほしい。

すると「それやったら友達にうっとうしいって言われた」と言われた。

そこは人を見極めないといけない。相手がどこまで自分の言葉を理解できるか、どれだけ共通の情報を持っているか、それを理解してから会話する必要があるのではないか。

 

とにかく、自分が知っている情報を相手も知っている前提で話しかけてくる奴が嫌いだ。しかし、そういった人は本当に多い。こんなことを考えているのは私だけなのだろうか、という疑問。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわります。

お題「これって私だけ?」

 

 

 

 

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ファンタビ感想。

ネタバレありです。

 

 

 

 

 

ハリー・ポッターシリーズは、4作目以降の陰鬱な雰囲気が苦手で、この映画も似たような感じなのかなと思っていたけど、全くそんなことはなかった。とてもかわいい映画だった。上映が始まってからしばらくの間、白黒の町並みが続いて、少し息苦しいなと思っていたんだけど、ニュートのトランクの中は驚くほど色彩に溢れていて感動的だった。灰色のマグルの世界と、トランクの中のカラフルな魔法世界との対比。そりゃ普段缶詰工場で働いているマグルは感動しちゃうよな……。


 ジェイコブがいい。魔法世界と初めて対峙するマグル。もしこれが邦画なら、彼のポジションはイケメン俳優やら今流行りのアイドルなんかが奪うんだろうな……。デブなんだけど汚ならしくなくて、愛嬌がある。ゴールドスタイン宅で料理を振る舞われるシーンとかもう夢のよう。クイーニーじゃないけど、彼の感情が手に取るようにわかる。とってもかわいい。


 ニュートがハッフルパフ出身というのがまたいい。セドリックがいたとは言え、これまでのハリポタでは空気だったからね……。USJではこれから黄色いローブが売れるだろうと思います。


 これまでのハリー・ポッターシリーズを見たことがない人にも楽しめるように出来ていた。そのせいか、あまりハリポタらしくはなかったかな。原作では、魔法は万能じゃなくて、ちゃんとルールがある。できないことも当然ある。でも今作では魔法=万能なもの、と描かれていたように思えて少し違和感。まぁジェイコブっていうマグルの存在があるから、彼の目を通して見る魔法世界ということでわざとああいう作りにしたんだろうなとは思うんだけども。


 ジェイコブは絶対ラストで記憶を消されるんだろうなと思っていたけど、消さないでくれ消さないでくれと祈ってもいた。結局消されてしまったけれど、あのラストには救いがあった。記憶は消えても、一緒に過ごした時間は消えなかったわけで。あ、別れのシーンは少しくどかったです。


 とてもよい映画でした。ハリポタ本編より好きかもしれない。ハリポタは後半になるにつれて原作のストーリーを追うことにいっぱいいっぱいになって魔法世界のディティールがいい加減になっていた気がしたよ。
 本当に見に行ってよかったです。
 

映画『怒り』を観て。

日本アカデミー賞最多受賞の『怒り』

今更ながら感想。ネタバレしまくりです。犯人もバラします。ので注意。

 

 

 邦画は映画館でみるより、家でパズドラとかしながらぼけーっと観たい。しかしこの作品は、絶対に映画館で観たいと思った。CMの出来が良い。
 CMの出来が良すぎた。「これはいつもの邦画と違うぞ」とワクワクしながら観ていたのだが、最後まではもたなかった。

 殺人事件の犯人探し。物語は東京と千葉と沖縄の三ヶ所で展開する。テレビで放送された犯人の特徴。そういえばあいつ、犯人に似ている。そんな感じで疑心暗鬼になっていく人たちの話。

 東京。綾野剛妻夫木聡。ゲイ。なんかツイッター腐女子が騒いでいたけど、まあわからないでもない。身元不明の綾野剛を妻夫木が拾って同棲。「あれっなんかこいつ犯人に似てね?」とか思ってたら突如失踪する綾野剛。そして警察から電話がかかってくる。「警察から連絡がきたってことはやっぱあいつが犯人だったんだ」とろくに用件も聞かずに電話をガチャ切り。作中一番真犯人っぽい。

 千葉。渡辺謙がいい。腹の出具合が父親感満載。風俗でぼろぼろになった娘(宮崎あおい)を地元に連れ戻すところから始まるんだけど、この娘は頭が少し足りない。宮崎あおいの演技が圧巻。そして渡辺謙がいいすごくいい。台詞はそこまで多くないのに目だけで何言ってるのか全部わかる。
 こちらでもまた身元不明の男をひきとっていて、バイトとして働かせている。その男と娘がひっつく。父親は「あいつ犯人に似てね?」と気が気じゃない。娘はその意見を一蹴するんだけど、やっぱり色々あって疑ってしまい、警察に通報する。

 沖縄。離島に勝手に住んでいるなんかよくわからない男。なんか知らんけどそこに通う広瀬すず。そしてなんかしらんけどクラスメイトとデートした帰りに外人にレイプされる。クラスメイトの男の子はその現場を見ていたけれど助けられなくてとてもつらい。そして離島の男もなんかしらんけどその場にいたけど助けられなかったとかいってなんか知らんけど泣く。ちなみにこいつが犯人。

 東京編の綾野剛を真犯人っぽく作っていて、一番関係なさそうだった沖縄の男が犯人。この映画、人間の内面の描写がすごくすごく丁寧。感情移入しやすい。各容疑者が疑われる理由もはっきりしていて、登場人物たちが疑心暗鬼になっていく理由もよくわかる。
 どこまでもリアルに丁寧に作られていたから、犯人が人を殺した理由がとても気になった。何が彼をかりたてたのか。きっととても深い理由があるはず。

 そうでもなかった。犯人はいわゆるサイコパスだった。広瀬すずがレイプされていたのを見て笑ったらしい。それを聞いてクラスメイトの男の子は犯人を殺してしまうんですけども。
 いやぁここまで人間を丁寧に描写しといて、サイコパスってそりゃないでしょう。人を殺す動機が弱すぎるでしょう。サイコパスだからってそれですませたらもったいないじゃない。他のクソ邦画ならまだ許せたけれどここまで緻密に作り上げておいてそりゃねーだろ。

 映画冒頭で、犯人が前にすんでいた部屋が出てくる。壁一面に文字。思ったことを書かずにはいられないらしい。そして沖縄の離島の掘っ立て小屋にも文字。しかしとってつけたように少しだけ。レイプされてたうける、みたいな。そして怒という文字。これは犯行現場にもかかれていた文字。

 終盤、取調室に新キャラが登場。一瞬こいつが犯人なのかと驚くが違った。そして唐突に「犯人はこういうやつでねぇ」と語り始める。あいつはこういう性格でねえ、あのとき事故現場ではこういうことがあってねえ、それであいつはこう思ってねえ……とその場にいたわけでもないのに語り始める。いやお前誰やねん。なんでその場にいたわけでもないのに丁寧に状況を話せるんや。講釈師かお前は。などと思いつつ。
 『猟奇的な彼女』という映画がありますが、あれにも突然新キャラが出てきて状況を語り始めるんですよね。いやお前だれやねんと。物語を進めるためだけの登場人物を作るなよと。それと同じで。

 そして犯人がわかったあとに、残りの二人の誤解がとける。千葉編は普通に感動するので割愛。東京編では、またこの解説をするためだけの登場人物が出てくる。一応他のシーンでも出ていて、その人と綾野剛がお茶してるのを見て妻夫木がまた疑心暗鬼になってと、それはそれでよかったんだけど。
 実は綾野剛は病気で死んでて、警察から電話がかかってきたのはそのため。盛大に誤解をしていた妻夫木がぼろなきしていてとてもつらい。しかしなんでこう、邦画というやつは、後日談をつけたがるんだろう。テルマエロマエを観たときも思った。ここで終わっておけば綺麗なのに、何故か後日談を入れたがる。
 沖縄の人が犯人だった!じゃあ一番犯人っぽかった綾野剛は何なの?えっ病気!?すごくつらい!!!というふうに感動させたかったのかは知らないけれど別に感動はしなかった。妻夫木の泣き顔とか蛇足じゃないですかね。下手に後日談を入れるんじゃなくて、綾野剛が病気だったとわからせる伏線をそれとなく入れておくぐらいじゃだめだったのかしらと思う。

 話は戻って、真犯人の話。もうあんなふうに投げてしまうならいっそ犯人なんかいなくてよかったんじゃないか。沖縄と東京と千葉。それぞれがだれかを犯人かと思って疑心暗鬼になってぼろぼろになって、でも本当は犯人は全く別の人で、それでよかったんじゃないかしら。映画だから仕方ないのかもしれないけれど、もしこれが演劇だったら、最後の最後に新キャラ、それこそさっきの取調室のおっさんみたいなのを出して、そいつが犯人で全員が冤罪でした人間って脆いね怖いねって終わればいいかんじに後味悪くてよいと思う。


おわります。これは渡辺謙に萌える映画です。

君の名は肩透かし

 「異性と観に行ったらついうっかりプロポーズしそうになる」と聞いて彼氏と一緒に観に行った。別にプロポーズしたくはならなかったしされもしなかった。かなり期待していたから若干肩透かしをくらってしまった。面白かったといえば面白かったけれど、絶賛する声には違和感を覚えた。


 この映画は泣けるらしい。感動するらしい。私はすぐ泣く。映画館で本編の前に流れるCMでさえ泣く。本編でもすぐ泣く。ファインディングドリーとか始まって数秒で泣いた。しかしこの映画ではあまり泣けなかった。泣き所がどこなのか真剣にわからない。一度だけうるっときたけど、それはおばあちゃんが「これから三人で暮らすんだよぉ」と言っていたシーンなのでたぶん違う。たぶんここだけピンポイントで泣いてるの私だけだと思う。


 よく練られた脚本だけど、さして真新しさは感じない。深夜アニメっぽい。ラッドは個人的には好きだけれど、少しくどい。よく聞く意見ではあるが、二人が恋に落ちる理由もよくわからない。背景は綺麗。

 

 これなんで流行ったんだろう。なんでこんな深夜アニメみたいな映画が流行ったんだろう。それはたぶん、これが深夜アニメを忌み嫌う層に向けて作られた深夜アニメだから。深夜じゃないけど。


 オタクは気持ち悪い、アニメは気持ち悪い、みたいな風潮は昔からある。それはよくわかる。私は昔からクソオタクなので、アニメに対して嫌悪感を覚えたことはあまりない。でも似たような感じで、ギャルゲーとか乙女ゲーとか、そういうのに何となく嫌悪感があった。あとエロゲとか。でもいざやってみたら超面白いんですよ。思っていたのと違うんですよ。でもそのやってみるってのが以外と難しい。

 

 んでこの映画は、見てみようと思える要素が多いんですよね。言い訳もできるんですよね。「いや私アニメとか普段見ないんだけどラッド好きだから」「神木くん好きだし」「長澤まさみが出てて」「背景が綺麗だから」
 普段アニメとか見ないから、初めて見るその世界観に感動する。そして流行る。「アニメとか興味ないけど流行ってるから観に行こー」そしてさらに流行る。

 この手の作品は昔からあったけれど、拡散力を持つ人たちには届かなかった。この作品はその層に向けて全力でアピールしている。戦略勝ちってやつですかね。

 

 某所で、この作品の気持ち悪さを指摘している人がいた。なんか三葉がリアルな女子高生じゃなくて、おっさんの妄想世界の女だ、みたいな。おっさんが女子高生を操縦している、みたいな。とってもよくわかる。少なくとも私は作中誰にも感情移入できなかった。外側は徹底的に非オタ向けなんだけれど、キャラクターは深夜アニメそのまま。自分の唾液が混じったお酒がどうのなんて言われて赤面とかできないですよ普通。個人的には三葉よりミキが気持ち悪かったけども。涼宮ハルヒに出てきそうですね。キョン君をドキドキさせてそうですね。

 

 この映画を見る前に、同じ監督の『言の葉の庭』を観た。彼氏が執拗に勧めてくるので仕方なしに観たのだけど、やっぱり感動しない。「いやそこでその台詞はおかしいやろどんな思考回路やねん……」と思った。
 物語の登場人物。彼らは人間。人間である彼らが、考えて動いて喋った結果物語が生まれる。しかし言の葉の庭も君の名はも、物語が先にある。物語をスムーズに展開させるためだけに産み出された登場人物。とても都合がいい。それはもう人間ではない。だから気持ち悪い。深夜アニメならなにも思わなかったけれど、映画でこれをされると少ししんどい。
 君の名はは映画館で観たのでぐっとこらえたが、言の葉の庭は家で観たので「いや嘘やん!ここで動いたらそれはもう嘘やん!」みたいなことを三回ほど叫んで彼氏にいやな顔をされた。ごめんやん。

 上映時間は107分。長かった。後半の、町の人たちを避難させるために三葉達が奮闘するくだり、テンプレだけど割りとワクワクした。でもよくあの父親を納得させられたよね。かなり労力のいる作業だろうにその過程がカットされてしまっているからいまいち納得できなかった。

 んで三葉と瀧がくっつく理由がやっぱりわからん。日記のやりとりで互いを意識するようになった、ってのはわかるんだけどどこに好きになる要素があったのか。

 いつになったら終わるんやこの映画は……と思っていてやっと終わる!と思ったらまだ続く。成人した二人が出会って終わり。いやうんもうわかったからはよ終われや長々鬱陶しいねんと思った。もう少しコンパクトにまとめられていたらまだ感動できたんだろうけど……。

 色々書きましたが面白かったです。好みではないというだけで。モノローグ連発する映画ほんと嫌い。あ、映像は綺麗でした。

 

いとこの子供がかわいい

子供が嫌いだ。

なんか手がべたべたしてるし奇声を上げるし暴れるしうるさくて汚いから嫌いだ。

スーパーで走り回る子供。銭湯で叫ぶ子供。いや正確にはそんな子供の親が嫌いなんですがね。本当は子供が嫌いなんじゃなくて躾をされていない子供の親が嫌いなんですが、坊主にくけりゃ袈裟までって言葉があるように、今ではすべての子供が若干苦手だったりします。

だから自分が子供を持つとか考えられなかったんですよね。かわいいと思えなかったらどうしようって。自分の子供なら別なのかもしれないけど、そんなの生んでみなきゃわからないし、今までの人生で子供をかわいいと思ったことなんか殆どないから、この先もないんじゃないかって。

 

しかしですよ、今年の正月ですよ。

子供かわいいと思えたんですよ。

去年の年末にね、叔母が従兄の子2人を連れて遊びに来まして。

その時家には私以外にいなかったので、私と、叔母と、いとこの子(高校生と小学1年生)の4人です。いそいそとお茶を出したり座布団を引いたりしました。

 

叔母はそれはもう良く喋るんですよ。沈黙が怖いならとにかく叔母を連れてこいって感じで、叔母さえいたら沈黙が吹き飛ぶんですよ。もうラジオですよ。ほっといても永続的にしゃべり続けるんですよ。

んで、遊びに来ると言ってもそれは叔母にとってであって、いとこの子二人は連れてこられただけなんですね。テーブルを囲んで、叔母と私が喋っていて、いとこの子二人はなんとなく座っているだけ。上の子はスマホなんかで暇をつぶせるからいいんですが、下の子は暇そうなんですよね。で、相手をしてあげたいけど叔母の話も聞かなきゃだからどうすればいいかわからなくって。

そこでね、アマゾンで買ったばかりのタブレットの登場ですよ。良く分からないけど最近の子供は妖怪ウォッチとか好きなんだよね? という安直な考えから「妖怪ウォッチぷにぷに」をインストールしまして、いとこの子(以下A君)に渡しました。

 

叔母の話に相槌を打ちながら妖怪ウォッチを一緒にやります。お姉さんは多少妖怪ウォッチを知っていたんですが、知らないふりをした方がいいかなぁと思ってA君に質問します。そしたらAくんが教えてくれます。えっかわいい。

「この妖怪は古典妖怪」とかって教えてくれるんですね。「古典妖怪ぐらい知っておかないと」とか言うんですね。生意気かな? しかしかわいい。

何か知らんけど一緒に妖怪ウォッチをしていたらだんだんとAくんがかわいく見えてくるんですよね。なんだこれは。そんで最初は人見知りをしていたけど、だんだんしゃべってくれるようになるんですね。すごいファービーみたい。

んで帰り際には手をふってくれたりするんですよ!!!ねぇねとか言われるんですよ!!!

 

はいねぇねです!!!はい!!!!!!!(気持ち悪い)

いや「ねえねえ」って話しかけられてるだけだとは思うんだけれどもね。

もうね、タブレットべったべたですよ。A君ちょくちょく唇さわるからタブレットベッタベタですよ。本来の私ならもう怒りに打ち震えていたんでしょうけれども、もうね、いくらでも好きなだけベタベタにしていいよって感じで。(あとでアルコール消毒はした)

 

その数日後。今度は叔母の家に私から行きました。

そこには叔父と、叔母と、Aくんがいました。

Aくんはまだ7歳だと言うのにパソコンの前を陣取ってゲーム実況を見ていました。さ、最近の子供は進んでいるんだね……。

そしてAくんとゲームをすることになりました。手垢と唾液でべったべたの3DSを貸してくれました。以前の私なら顔を引きつらせていたでしょうけれども笑顔で受け取ります(後で手は洗った)ソフトはマリオメーカーでした。

 

私はゲームがとても苦手です。マリオメーカーとかいきなり渡されてもまったくできません。Aくんがせっせと教えてくれるんですがお姉さんにはさっぱりわからない。

しかしAくんの優しさを無下にすることもできないので、頑張ってゲームに挑みます。そしたらなぜかA君が急に興奮しだして、

「ちょっとまってて!ゲーム全部持って来るから!!!!」

と言っていなくなりました。叔母が「まぁまぁ鼻息荒くして」とほほ笑んでいます。

そしてA君が大量のゲームを床に(なぜか直線上に)並べ始めました。

「好きなのやっていいよ!!!!!」

 

これね、たぶんなんですけどね、私の推理なんですけどね、

Aくんって三人兄弟の一番下なんですよ。上に二人もお兄ちゃんがいるんですね。だから誰かに何かを教えるというシチュエーションに感動したのかなぁと思います。

 

ゲームはいろいろありました。マリオカートとか太鼓の達人とかカービィとか。マリオカートは割と得意な方でして。あと太鼓の達人も。そしたらAくんおもしろくなさそうなんですよね。「好きなのやっていいよ!!」と言っておきながら「マリオカートだけは絶対ダメ!」とか言うんですね。わかる、わかるよ、誰かに何かを教えると言うシチュエーションが大事なんだよねわかるよ。

 

 

とてもかわいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ、オチなんてないよ。

こんど帰った時、また一緒に遊んでくれるといいなぁ。